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がんは、昭和58年から山梨県における死亡原因の第1位となっており、県民の生命や健康にとって重大な課題になっています。



山梨県では、平成23年にはがんによって2,541人の方が亡くなっています。がんによって亡くなる方は県内の総死亡者数9,358人のうちの27.2%を占めています。 昭和58年に死因のトップとなって以来、増え続けています。



それでは、山梨県におけるがんは、どのようながんが多いでしょう。




私たちの体にはたくさんの細胞によって成り立っています。通常これらの細胞はそれぞれが役割を果たし、調和を保っています。しかし、細胞ががん化すると、調和を無視して増え続けます。さらに、周囲の正常な組織に侵入したり、からだのあちこちで増殖する性質があります。一般的に年齢を重ねるとそういったことが起きる確率が高くなります。よって高齢化社会を迎え、今後もがんが増えると言われています。



近年、がんは、喫煙や食生活などの生活習慣が関係していることが明らかになり、従来からのがん検診を欠かさず受けることに加え、個人ががんにならないための生活習慣を心がけることがより重要になっています。





医学の進歩によって、早期で見つかったがんは非常に高い確率で治せる時代になってきました。早期のがんを見つけるにはがん検診が有効です。 自分のため、また家族のためにもがん検診を受けましょう。

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